円筒状のワークの側面及び外周面の傷、打痕、汚れ等の外観を全域に渡り、自動で検査し、項目別に分類収納する装置です。
外観検査の応用として、深絞りプレス加工品、センサーケース、圧力ケース、電池ケースなどに応用可能です。
概略寸法
1760(W) × 1300(D) × 1700(H)
動作
パーツフィーダーで整列供給されるワークをワーク回転機構付き縦型インデックステーブル上に送り、2~4台のラインセンサーカメラでワークを回転させながら撮像し、画像認識に拠る検査を行います。
特徴
撮像は高機能画像処理装置の搭載により高速、高精度の画像判定を実現。
ラインセンサーカメラの使用により、外乱光の影響、ワーク起因による照明条件の設定の煩わしさが軽減。
ワーク搬送は効率の良い撮像状態を実現する為の独自のレイアウトを採用し、高速で安定した画像検査を達成。
ワーク/タクト
ワーク | 検査部位 | 欠陥種 | タクト |
① | 外側面 | クラック、打痕、線傷、汚れ、切口変形 | 約1.0秒/個 |
外端面 | 変色、端子部クラック、打痕、線傷、肩部変形 | ||
切口部 | バリ | ||
真円度 | 切口部外径真円度計測 | ||
② | 全外面 | ヘゲ、打痕、傷、汚れ等 | |
③ | 全外面 | 打痕、圧痕、傷、凹み、ヘゲ、シワ、汚れ等 | |
全内面 | (※開口フランジ部は除く。) |