主に連続で生産される押出成形品やロープ、ホースの外観をインラインで検査する装置です。良否判定結果のモニター表示と仕分け信号の送出を行う装置です。
他のワークとして、押出成形品、チューブ、ホース、ロープ、モール、連続引抜品、長尺品、ワイヤーロープ、ランチャンネル、コード、ケーブル、電線などの外観検査にも応用可能です。
概略寸法
700(W) × 750(D) × 1420(H)
動作
連続品の生産ラインの中に設置し、押し出される、又は引き出される製品に対してラインセンサーカメラ、照明を配置し、移動しているワークの外周面の外観を連続で撮像し、欠陥の検出を行います。
特徴
検査するワークの断面形状に応じて、カメラ配置、照明配置及び照明の種類を選定し、時にはミラーを使って最適な撮像条件を構築します。装置全体をカバーリングすることで、外乱光や埃の撮像系への悪影響を保護しています。
ポイント
対象ワーク
連続生産品(自動車用シール材、ロープ、ホース、チューブ等)
タクト
生産速度と欠陥サイズによる。(平均10~20m/分)
全周を撮像する為のラインセンサーカメラの複数台(2~4台)設置、或いはミラーユニットによる複数の画像の同時取り込みと、高度な画像処理技術による欠陥検出。